QC検定

ビジネスの小ネタ
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3月20日はQC検定の試験日でした。この記事を読んでおられる方の中にも受けた方もおられるかと思います。QC検定って日常の業務ではまず使わない知識を問われているような感じがしませんか?

違和感の一つめは、分散や残差など普段使わない用語が出てくることです。実務的には分散を使うことはなく標準偏差しか使わないのに、なぜか問題に分散とい言葉が出てくるので余分な言葉と覚える必要があります。
これは、体系的な統計知識を持っていることをテストするためには、必要なのでないかと思います。標準偏差の出し方はわかるが、意味がわからいというのは実務的にもちょっと考えものです。

もう一つの違和感は、実務ではエクセルを使うであろうところを、Z表などを使って電卓でしなければいけないことです。試験会場にパソコン・関数電卓を持ち込んでいけないのだから昔ながらの手法も習得しないと合格できません。持ち込める電卓は四則演算と√の機能までで、この問題だけで知識レベルを問う試験問題作成する人もすごいです。

こんなこともあり、QC検定は2級で挫折する人も多いと思いますが、自分の知識を整理するいい機会ですので積極的に受験することをお勧めします。

「品質管理の実践」の分野が苦手で、統計的知識が豊富という方には、統計検定がいいかも知れません。こちらは、世論調査や市場調査等、社会科学一般に役立つ内容です。

QC検定の勉強のポイントは、今後このブログで発信していきます。

統計検定:Japan Statistical Society Certificate
「統計検定」とは、統計に関する知識や活用力を評価する全国統一試験です。問い合わせ:統計検定センター

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