お客さまを神様でなく、信者にしよう。

「お客さまは神様です。」と三波春夫がつながる人は、私のように昭和の頃から働いていた人が多いのでないでしょうか。ビジネスの世界でも「お客さまは神様です。」という人がいますが、それは間違いだというのが今回の記事です。

この話は、１０年以上前にある講演会で若狭の箸屋さんの社長の話の受け売りです。今でも印象に残っているので紹介しようと思います。

お客さまに「なんとか注文をください。よろしくお願いします。」というのがお客さまを神様にするビジネスマンのイメージです。これではいけないというのがその社長さんです。ではどうするのかというとお客さまに「ぜひ御社の製品を売ってください。お願いします。👏」とか「今回の設計担当は、ぜひ〇〇さんにお願いします。👏」とか、お客さまに懇願される立場になりなさい、というのです。

なんとなくわかりますよね。お客さまに信頼されれば、そのような状況になってきます。

お客さまを信者にすれば、必ず儲かります。なぜなら、「信者」をくっつけて、一文字にすれば「儲」になるのですから。

今回は朝礼ネタに使えそうな話でした。